千葉市は、
同性のパートナーやその
親族のために、
職員が
介護休暇などを
取得できる
制度を
来年から
導入することになりました。この
制度は、「LGBT」と
呼ばれる
性的マイノリティーの
人たちが
働きやすい
職場を
作ろうと、
千葉市が
来年から
新たに
導入します。
新たな制度では、同性とパートナーの関係になった職員が、お互いを後見人とすることを記した公正証書などを提出した場合、結婚休暇にあたる「パートナー休暇」を取得できるほか、互助会が給付している「祝金」も受け取ることができます。
また、パートナーやその親族が介護が必要になった場合には、介護休暇を取得することもできます。
LGBTの人たちをめぐっては、民間企業の間でも同性のパートナーを結婚に相当する関係として認め、福利厚生の制度を見直す動きが広がっています。
千葉市は、「LGBTの職員がより意欲を持って働くことができるよう休暇を認めることにした。全国の自治体でも珍しい制度ではないか」と話しています。