偽造された
中国のデビットカードを
使って、
都内の
銀行の
ATMから
現金を
引き出したなどとして、
台湾出身の
男らが
逮捕された
事件で、
同様の
手口で
不正に
引き出された
疑いがある
現金は
10億円を
超えると
見られることが
銀行関係者への
取材でわかりました。
警視庁は、
海外の
大がかりな
犯罪グループが
関わっていると
見て
捜査しています。この
事件は、
陳政憲容疑者(
22)らいずれも
台湾出身の
男4人が、
都内の
銀行の
ATMで、
偽造された
中国のデビットカード「
銀聯カード」などを
使って
中国の
銀行口座の
現金を
引き出したとして、
17日までに
窃盗などの
疑いで
警視庁に
逮捕されたもので、メガバンクの
ATMなどから
引き出された
現金は
合わせておよそ
1570万円に
上るということです。
調べに対し、4人はいずれも容疑を認め、「台湾で金を引き下ろす仕事を頼まれ、来日して指示役からカードを渡された」などと供述し、一部は30万円ほどの報酬を約束されていたということです。
銀行関係者によりますと、今回と同じように、偽造された銀聯カードなどで不正に引き出された疑いがある現金は10億円を超えると見られるということです。警視庁は、海外の大がかりな犯罪グループが関わっていると見て、捜査しています。