東京都の
小池知事は、オーストラリア・クイーンズランド
州のトップ、パラシェ
首相と
会談し、
都立高校の
生徒のクイーンズランド
州への
留学の
枠を
拡大するなど、
若者どうしの
交流を
深めていくことを
確認しました。
小池知事は、
17日午前、グレートバリアリーフなどの
観光地で
有名なオーストラリア
北東部・クイーンズランド
州のトップのパラシェ
首相と
会談しました。
この中で小池知事は「日本への石炭の3割、牛肉の4割がクイーンズランド州から輸入されていて、資源エネルギーや食料供給で非常に関係が深い。連携をより深めたい」と述べました。これに対し、パラシェ首相は「クイーンズランド州は、安全で豊かな自然に囲まれ、観光に力を入れている。日本からの観光客を今の2倍にしたいと考えていて、活発な交流に期待したい」と応じました。
そして、小池知事とパラシェ首相は、都教育委員会とクイーンズランド州教育省との間で、17日締結された覚書に基づき、都立高校の生徒のクイーンズランド州への1年間の留学の枠をこれまでの50人から60人に拡大することや、都立高校とクイーンズランド州の高校との間で姉妹校を増やすなどして、若者どうしの交流を深めていくことを確認しました。