長野県小諸市にあった
簡易郵便局の
元局長が「
高い
利率の
商品がある」とうその
話をもちかけて、
顧客から
800万円余りを
だまし取ったとして、
詐欺の
疑いで
逮捕されました。
日本郵便の
調査では、
元局長は
顧客およそ
180人から
合わせて
8億9000万円を
だまし取っていたと
見られ、
警察が
被害の
実態解明を
進めています。
逮捕されたのは、
小諸市にあった
諸簡易郵便局で
去年まで
局長を
務めていた
南澤まち子容疑者(
67)です。
警察の
調べによりますと、
南澤元局長は、おととし
10月から
去年2月にかけて、
小諸市内の
60代の
男性に「
高い
利率の
商品がある」とうその
話をもちかけて、
3回にわたって
800万円余りを
だまし取ったとして、
詐欺の
疑いが
持たれています。
警察によりますと、調べに対し、南澤元局長は容疑を認めているということです。日本郵便の調査で南澤元局長は、顧客の高齢者などおよそ180人に対しうその投資話を持ちかけるなど、不正な取り引きを繰り返し、およそ10年間で合わせて8億9000万円をだまし取っていたと見られることが明らかになっています。警察は、金の使いみちを調べるとともに、被害の実態解明を進めています。
長野県小諸市にあった簡易郵便局の元局長が逮捕されたことについて、日本郵便信越支社は「被害を受けられたお客さまに多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。再発防止に全力で取り組んで参ります」というコメントを出しました。