原発げんぱつ避難ひなんでいじめ 文科ぶんか副ふく大臣だいじんが横浜よこはま市しに検証けんしょう指示しじ

２に１いち日にち午前ごぜん、義ぎ家か文部もんぶ科学かがく副ふく大臣だいじんが横浜よこはま市し役所やくしょを訪おとずれ、林はやし文子ふみこ市長しちょうや横浜よこはま市し教育きょういく委員いいん会かいの岡田おかだ優子ゆうこ教育きょういく長ちょうらと会談かいだんしました。

はじめに、林はやし市長しちょうが「生徒せいとの状況じょうきょうを理解りかいせず、学校がっこうと教育きょういく委員いいん会かいの連携れんけいが取とれていなかった。文部もんぶ科学かがく省しょうからも意見いけんを聞きいて再発さいはつ防止ぼうし策さくをまとめたい」と述のべました。

これに対にたいし、義ぎ家か副ふく大臣だいじんは「生徒せいとの心こころを追おいつめる前まえに学校がっこう現場げんばで何なにができたのか、しっかりと掘り下ほりさげ、１ひとつの事案じあんとしてわい小わいしょう化かせずに、全国ぜんこくに避難ひなんしている福島ふくしまの子こどもたちや、教育きょういく現場げんばに対にたいして、しっかりとしたメッセージを出だすことを期待きたいしている」と述のべ、当時とうじの対応たいおうを検証けんしょうし再発さいはつ防止ぼうし策さくをまとめるよう指示しじしました。

文科ぶんか副ふく大臣だいじん「多額たがくの金きんのやり取やりとりは“重大じゅうだい事態じたい”」

義ぎ家か文部もんぶ科学かがく副ふく大臣だいじんは会談かいだんの終了しゅうりょう後ご、記者きしゃ団だんに対にたいし、「これまでの経緯けいいの報告ほうこくや横浜よこはま市し教育きょういく委員いいん会かいの第三者だいさんしゃ委員いいん会かいが指摘してきした内容ないようについて、今後こんごの対応たいおう方針ほうしんを確認かくにんした」と述のべました。

また、生徒せいとが小学しょうがく５ご年生ねんせいのときに、多額たがくの金きんを同級生どうきゅうせいに払はらわされていると学校がっこうに訴うったえていたものの、重大じゅうだいな事態じたいだと判断はんだんされていなかったことについて、「小学生しょうがくせいが何なん十じゅう万まん円えんの金きんをやり取やりとりしていることが明あきらかになった時点じてんで、いじめ防止ぼうし対策たいさく推進すいしん法ほうがあろうがなかろうが『重大じゅうだい事態じたい』として対応たいおうする責任せきにんがあった。学校がっこうや教育きょういく委員いいん会かいの対応たいおうが十分じゅうぶんだったとは言いえない」と厳きびしく批判ひはんしました。そのうえで、必要ひつようがあれば文部もんぶ科学かがく省しょうから職員しょくいんを派遣はけんし、今後こんごの検証けんしょう作業さぎょうを支援しえんしていく考かんがえを示しめしました。

横浜よこはま市長しちょう「責任せきにんを持もって検証けんしょう

横浜よこはま市しの林はやし文子ふみこ市長しちょうは「教育きょういく委員いいん会かいと学校がっこう現場げんばの連携れんけいが取とれていないという指摘してきを受うけた。私わたし自身じしんが責任せきにんを持もって検証けんしょうし、再発さいはつ防止ぼうし策さくをまとめたい」と述のべました。また、横浜よこはま市し教育きょういく委員いいん会かいの岡田おかだ優子ゆうこ教育きょういく長ちょうは「学校がっこうだけで解決かいけつできない問題もんだいを教育きょういく委員いいん会かいが察知さっちし、どう対応たいおうするのがいちばん適切てきせつだったのか。解決かいけつ策さくを探さぐるために当時とうじの対応たいおうの検証けんしょうと再発さいはつ防止ぼうし策さくの検討けんとうを続つづけたい」と述のべました。