東京電力福島第一原子力発電所の
事故で、
福島県から
横浜市に
自主避難してきた
生徒がいじめを
受けていた
問題で、
横浜市の
林文子市長は、
横浜に
避難してきている
福島の
子どもたち
150人余りについて、
心のケアなどの
支援を
続けていく
考えを
示しました。この
問題は、
原発事故で
福島県から
横浜市に
自主避難してきた
現在、
中学1年の
男子生徒が、
転校してきた
小学校でいじめを
受けていたもので、
横浜市教育委員会は、
21日、
509校ある
市立の
学校すべてに
再発防止を
求める
通知を
出しています。
これについて横浜市の林市長は「それぞれの学校現場で今回の問題を共有し、しっかり取り組んでほしい」と述べました。
そのうえで、横浜市内に自主避難している福島の子どもたち150人余りへの対応について「震災でどれだけ心に傷を受けたか思いをはせて寄り添うことが大事で、子どもたちに不安や心配がないように心のケアを続けていく」と述べ、支援を継続していく考えを示しました。
また、林市長がみずから教育現場の課題を把握するため、校長の代表やスクールソーシャルワーカーといった専門職員から、直接話を聞く機会を早急に設ける考えも示しました。