大阪・
住吉区で
車のトランクから
1歳の
男の子と
見られる
遺体が
見つかり、
男の子の
母親と、
同居する
男が
死体遺棄の
疑いで
逮捕された
事件で、
母親らは、
男の子が
死亡したあとも
児童手当を
不正に
受け取っていた
疑いがあることが、
警察などへの
取材でわかりました。
今月22日、
大阪・
住吉区のコインパーキングに
止められた
車のトランクの
中から、
所在がわからなくなっていた
1歳の
鈴木琉
聖ちゃんと
見られる
男の子の
遺体が
見つかり、
母親の
鈴木玲奈容疑者(
24)と、
同居している
大島祐太容疑者(
22)が
死体遺棄の
疑いで
逮捕されました。
死因は栄養失調による衰弱死と見られていて、警察によりますと、2人は、「ことし4月に子どもを残して車から離れ、戻ったら死んでいた」などと供述しているということです。
警察などによりますと、2人は、ことし8月に大阪・東住吉区に転入届を出していましたが、その際、琉聖ちゃんの児童手当を申請し、9月分がすでに支払われていたということです。また、それまで住民票があった和歌山県みなべ町からも、8月まで児童手当を受け取っていたと見られるということです。
警察は、琉聖ちゃんが亡くなったあとも児童手当を不正に受給していた疑いがあると見て、詳しいいきさつを調べています。