JR博多駅前の
大規模な
陥没事故の
現場で
26日、
埋め
戻された
道路が
最大で
7センチほど
沈んでいるのが
見つかり、およそ
4時間にわたって
車が
通行止めになりました。
福岡市は「
今後、
通行止めになるような
路面の
沈下は
考えられない」としていますが、
路面の
点検の
頻度を
増やすなど、
監視を
強化することにしています。
JR博多駅前の
道路が
大規模に
陥没し、
今月15日に
通行が
再開されたばかりの
現場で、
26日未明、
道路が
縦横およそ
30メートルにわたって
最大で
深さおよそ
7センチ
沈んでいるのが
見つかり、およそ
4時間にわたって
車が
通行止めになりました。
これについて福岡市と埋め戻しを行った事業者は「最近行ったボーリング調査の結果、最大で8センチくらい路面が沈みこむと想定していたが、今回その近くまで沈下したことから、今後これ以上大きく路面が沈下し、車が通行止めになるような事態は考えられない」としています。
一方、地盤工学の専門家からは道路の埋め戻しに使用した「流動化処理土」という特殊な土砂が陥没でできた空間部分に十分に行き渡っていない可能性も否定できないという指摘が出ています。
このため市と事業者は、周辺の12か所に設置した路面を自動測定する機械で監視を続けるとともに、路面に異常がないか確認するため、作業員が3時間に1度行っている目視の点検の頻度を増やすなどして、監視を強化することにしています。