27日、
長野県南牧村の
畑で
山梨県の
会社員の
遺体が
土の
中に
埋められているのが
見つかった
事件で、
畑の
所有者が「
農作業用の
重機が
動かされた
形跡がある」などと
話していることがわかり、
警察は
何者かが
重機を
使って
遺体を
埋めた
可能性もあると
見て
調べています。
27日、
長野県南牧村野辺山の
畑で、
山梨県甲州市の
会社員、
齊藤弥生さん(
36)の
遺体が
土の
中に
埋められているのが
見つかり、
警察は
何者かが
遺体を
遺棄したと
見て
調べています。
警察は、29日も畑に置いてある重機やスコップで土を掘り返して現場検証を行いました。これまでの調べで、畑の所有者が畑の状態を不自然に思って土を掘り返したところ、遺体が埋められているのを見つけたということですが、その後の調べで、所有者が「農作業用の重機が動かされた形跡がある」などと話していることがわかりました。警察は何者かが重機を使って遺体を埋めた可能性もあると見て調べています。
一方、現場からおよそ2キロ離れた道路脇の空き地で、27日、ナンバープレートがついていない乗用車が全焼する火事があり、現場にライターや燃料を持ち運ぶための容器が落ちていたということで、警察が関連を調べています。
齊藤さんの同級生は
齊藤弥生さんと小学校から高校まで同級生だった山梨県甲州市の男性は「よく齊藤さんの家で一緒にゲームをして遊んでいました。昔からおとなしい性格でしたが、およそ1週間前に近くのコンビニエンスストアで会った時も変わらない様子で、最近の仕事について質店で働いているなどと話していました。こんなことになって信じられません」と話していました。