福島市にある
福島警察署の
交通課長が
未明まで
酒を
飲んだあと、
29日朝に
市内で
車を
運転して
出勤途中に
事故を
起こし、
現場を
立ち去ったとして
酒気帯び
運転などの
疑いで
逮捕されました。
逮捕されたのは
福島市にある
福島警察署の
警部で
交通第1課の
課長、
本田良宏容疑者(
58)です。
警察によりますと、
本田課長は
29日午前9時前、
酒気帯びの
状態で
車を
運転して
市内の
道路脇の
車止めなどにぶつかる
事故を
起こし、
現場を
立ち去ったとして
酒気帯び
運転と
当て逃げの
疑いが
持たれています。
壊れた車が現場付近に放置されていると警察に通報があったほか、遅刻して出勤した本田課長が事故を起こしたことを認めたことなどから呼気を調べたところ、基準を超えるアルコールが検出されたということです。
警察によりますと、本田課長は福島警察署で飲酒運転などを取り締まる交通第1課長をことしの春から務めていて、調べに対し、「昨夜、同僚と酒を飲んで別れたあと、きょう午前3時ごろまで酒を飲み、事故を起こしたあとはバスに乗り換えて出勤した。迷惑をかけ、大変申し訳ない」などと供述しているということです。
福島県警察本部の堂前康警務部長は、「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾で、県民の皆さまに深くおわびします。事実関係を捜査の上、厳正に対処します」とコメントしています。