今回の
火事を
受けて、
新潟県糸魚川市は
市役所に
災害対策本部を
設置し、
随時、
会議を
開いて、
避難した
人たちへの
対応などを
協議しています。このうち、
午後3時半から
開かれた
会議には、
織田義夫副市長など
市の
幹部や
消防、それに
自衛隊の
関係者ら
20人余りが
出席しました。
この中では、糸魚川市民会館に避難している43世帯65人について、自宅が焼失した人については、近くのホテルに移り、当面宿泊してもらうことや、念のため避難している人については、畳の部屋があるなど宿泊が可能な近くの集会所に今夜中にも移動してもらうことを決めました。
また、こうした避難先には、健康管理のため保健師を派遣するほか、自宅が焼失した人たちの相談に応じる窓口も設置するとしています。
織田副市長は「想像を超えた大火で、まだ沈静化する見通しが立たない。天気が荒れる予報もあるので、全力をあげて消火にあたるとともに、避難された方々へのケアも充実させなければならない」と述べました。