22日、
新潟県糸魚川市で
住宅などおよそ
150棟が
焼けた
大規模火災は、
出火からおよそ
30時間たった
23日午後4時半ごろ、
火は
完全に
消し止められ
鎮火しました。
警察と
消防は
24日も
検証を
行い、
火災の
原因や
延焼した
状況を
詳しく
調べることにしています。
22日午前10時半ごろ、
新潟県糸魚川市のラーメン
店から
火が
出て
周辺の
住宅や
店舗などおよそ
150棟が
延焼し、
住民の
女性2人と
消防団員8人の
合わせて
10人がけがをしました。
消防が消火活動を続けた結果、22日午後9時の時点で延焼の危険性がなくなり、ほぼ消し止められた鎮圧状態となっていましたが、出火からおよそ30時間たった23日午後4時半ごろ、火は完全に消し止められ鎮火しました。
市の災害対策本部によりますと、延焼した範囲はおよそ4万平方メートルに及ぶと見られ、今も付近の363世帯の744人に避難勧告が出されています。
今回の火災では、火元から火の粉などが風にあおられて離れた場所に次々と飛ぶなどして被害が広がったと、付近の住民らが証言しているということです。
現場で活動した消防隊員も、火元の現場周辺の道路が狭かったため、消火活動が難航し離れた住宅などに次々と火の粉などが飛んでいったと証言していて、警察と消防は、火が出た原因や次々に延焼した状況を詳しく調べています。