安倍総理大臣は、
日本維新の
会の
法律政策顧問を
務める
橋下前大阪市長らと
会談し、
カジノを
含む
IR・
統合型リゾート
施設の
整備や、
2025年の
万博の
大阪誘致の
実現に
向けて
協力して
取り組んでいくことで
一致しました。
安倍総理大臣と
橋下前大阪市長が、
菅官房長官と
日本維新の
会の
代表を
務める
大阪府の
松井知事も
交えて
会談するのは、ことし
7月以来およそ
5か月ぶりで、
24日は
東京都内のホテルでおよそ
2時間半にわたって
意見を
交わしました。
会談では、先の臨時国会でカジノを含むIR・統合型リゾート施設の整備推進法が自民党や日本維新の会などの賛成で成立し、今後、政府が具体的な法整備を進めることを踏まえ、日本維新の会側が、施設の誘致を目指す大阪府と大阪市でもギャンブル依存症の対策などに取り組む考えを伝えました。
また、大阪府が誘致を目指している2025年の万博について、実現に向けて協力して取り組んでいくことで一致しました。
会談のあと、安倍総理大臣は東京都内で記者団に対し「『ことしもいろいろあったね。来年もともに頑張りましょう』という話だった」と述べました。
民進 蓮舫代表「行動が与党と同じ」
民進党の蓮舫代表は、大阪市で記者団に対し「先の臨時国会でも日本維新の会は与党とほぼ同じ行動をとっているので、こうした動きはよくあることだと思っている。日本維新の会は、細やかな政策では一緒の方向性と思えるものも確かにあるが、行動が与党と同じなので、連携するという道は相当難しい。ほかの与党寄りの野党がどのような行動をとろうとも、私たちはぶれることなく、『今の政権が間違っている』『おかしい』と言える政党でいたい」と述べました。