文部科学省は、5歳〜17歳の340万人の子どもの目について調べました。その結果、視力が1.0より悪い子どもは、小学生が31%、中学生が54%、高校生が65%でした。1979年に調べ始めてから最も高くなりました。
文部科学省は、スマートフォンなどを使う子どもが増えて、画面を近くで見ることが関係している可能性があると考えています。
目の医者によると、学校で黒板の字が見えなくて眼鏡を作る小学生が増えています。医者は「小さいときからゲームをしたり、スマートフォンを使ったりしているためだろうと思います。スマートフォンなどを15分使ったあとは休むと家で決めることが必要です」と話しています。