走行中の
山手線で
乗客が
持っていた
充電器から
煙が
出るなど、リチウムイオン
電池が
使用された
充電器から
火が
出るなどの
トラブルが
増えていて、
東京消防庁は、
電池が
熱くなるなどの
異常を
感じたときは、
使用を
控えるよう
注意を
呼びかけています。
東京消防庁が、リチウムイオン
電池を
使用した
バッテリーと
市販の
充電器をつないで
実験したところ、
過剰に
流れた
電気の
熱で、バッテリーが
次第に
変形し
出火に
至りました。
東京消防庁の管内では、ことしに入って、リチウムイオン電池からの発火が原因の火事が相次ぎ、先月末までに50件と、26件だった去年1年間の2倍近くに上っています。その後も今月4日に走行中のJR山手線の車内で、乗客が持っていたリチウムイオン電池使用の充電器から煙が出て、一時運転を見合わせるトラブルも起きています。
東京消防庁によりますと、市販の充電器で過剰に充電したり、電池に圧力がかかったりすると発火することがあるということで、こうした取り扱いをしないことや電池が熱くなるなどの異常を感じたときは、使用を控えるよう注意を呼びかけています。