茨城県北部を
震源とするマグニチュード
6.
3の
地震で、
震度6弱の
揺れを
観測した
茨城県高萩市では
被害状況の
確認が
行われ、
住民たちは
壊れた
食器などの
後片づけに
追われました。
28日夜の
地震では、
茨城県高萩市で
震度6弱の
激しい
揺れを
観測し、
高萩市と
隣の
北茨城市で
落ちてきた
物に当たるなどして、
合わせて
2人が
軽いけがをしました。
高萩市では被害状況の確認が進められ、住宅5棟で壁がひび割れたり屋根瓦の一部が崩れ落ちたりしたほか、市内のスーパーや酒店など合わせて7店舗で棚の商品が倒れました。
このほか、市内の山あいにある市道の脇の斜面が幅8メートルほど、高さおよそ15メートルにわたって崩れたほか、市内の君田中学校では体育館の窓ガラスおよそ10枚が割れるなどの被害が出ました。
また、山あいの若栗地区の住宅では、屋根瓦の一部が崩れ落ちたり食器が床に散乱したりしていて住民たちは屋根を覆うシートの準備を進めたほか、床に散乱した食器を片づけていました。
この住宅で母親と2人で暮らす藤田俊昭さんは「天地がひっくり返るような恐ろしい揺れでした。ショックが大きいですが、頑張ろうと思います」と話していました。