アメリカのトランプ
次期大統領が
新しい
駐日大使にみずからに
近い
政権移行チームのハガーティー
氏を
指名することを
検討していることがわかりました。これは
複数の
関係者が
NHKの
取材に対して
明らかにしたものです。それによりますと、トランプ
次期大統領は
新しい
駐日大使に
政権移行チームの
幹部を
務めるウィリアム・ハガーティー
氏を
指名することを
検討しているということです。
ハガーティー氏はトランプ氏に近く太いパイプがあるとされるうえ、2012年の大統領選挙で共和党の候補者だったロムニー氏など、共和党のいわゆる主流派にも人脈があるということです。
また、民間のコンサルティング会社に勤務していた当時、東京に数年間滞在した経験があり、知日派とされています。
トランプ政権の新しい駐日大使を巡っては、当初、日本のプロ野球、ロッテの監督を務めたボビー・バレンタイン氏の名前なども取り沙汰されていました。
ハガーティー氏が正式に指名され、アメリカ議会上院の承認を得て大使に就任すれば、オバマ政権の2期目に駐日大使に起用されたケネディ氏の後任となります。
また、各国大使の人事について、トランプ氏はすでに新しい中国大使やイスラエル大使を指名していて、駐日大使を指名すればそれに続く3か国目の大使になるものと見られます。