JAXAは、長さ9m50cmのロケットをつくりました。今までのロケットと比べると、とても小さいロケットです。
15日朝、このロケットに小さい人工衛星を乗せて、鹿児島県から打ち上げました。しかし、20秒ぐらいするとロケットのデータが来なくなってしまったため、飛ばすのを中止しました。ロケットと人工衛星は海に落ちました。
このロケットと人工衛星は、お金があまりかからないように、家庭にある携帯電話や電化製品と同じ部品をたくさん使いました。このような部品を使っても大丈夫かどうか確かめるために、打ち上げました。
データが来なくなった原因などはまだわかっていません。部品と失敗の関係についてはよく調べなければなりません。JAXAは「今までにない新しい技術を使いました。失敗の原因を調べて、研究していきます」と話しています。