免疫めんえきりょくたかめがんなおくすり こうあぶらしょうやく併用へいよう効果こうか 実験じっけん確認かくにん

Easy Japanese news
Jan 17, 2017 05:01
Furigana
免疫めんえきちからたかめてがんをなおす、あたらしいタイプのがんの治療ちりょうやく「オプジーボ」とおなはたらきのあるくすりを、こうあぶらしょうくすり併用へいようすると治療ちりょう効果こうか大幅おおはばたかまることを、マウス使つかった実験じっけん確認かくにんしたと京都大きょうとだいがくのグループが発表はっぴょうしました。オプジーボは、患者かんじゃによってはまった効果こうかられないことがありますが、そうした問題もんだい解決かいけつできる可能かのうせいがあるとしています。これは、京都大きょうとだいがく大学院だいがくいん医学いがく研究けんきゅうほんたすく名誉めいよ教授きょうじゅらのグループが発表はっぴょうしたものです。免疫めんえきちからたかめてがんをなおす、あたらしいタイプの治療ちりょうやくオプジーボは、進行しんこうしたがんをなお画期的かっきてき効果こうか確認かくにんされる一方いっぽう患者かんじゃによってはまった効果こうかられないケースもすくなくなく、課題かだいとなっています。

グループでは、大腸だいちょうがんのマウスにオプジーボとおなはたらきのある「PDーえるいち抗体こうたい」というくすりを、べつのさまざまなくすり一緒いっしょ投与とうよ効果こうか調しらべました。その結果けっかこうあぶらしょう治療ちりょう使つかわれる「ベザフィブラート」というくすり一緒いっしょ使つかうと、がんのマウスの生存せいぞんりつがおよそよんぜろがり、ひきのうちひきでがんがかんなおしたということです。

グループでは、ヒトでもおなじような効果こうか確認かくにんできれば、現在げんざい、オプジーボがまったかない患者かんじゃにも有効ゆうこう治療ちりょうほう開発かいはつにつながるとしています。

ほん名誉めいよ教授きょうじゅは「来年らいねんちゅうには治験ちけん開始かいしして、副作用ふくさよう確認かくにんしたい。順調じゅんちょうすすめば、すうねんには医療いりょう現場げんば使つかえるようになるのではないか」とはなしています。

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