今月20日にアメリカの
大統領に
就任するトランプ
次期大統領について、
ABCテレビなどは、世論調査で「
好ましい」と
答えたのは
40%にとどまり、過去40年の
間に
就任した
大統領のうち、
最も
好感度の
低い
大統領が
誕生することになると
伝えています。
ABCテレビなどはトランプ
次期大統領の
就任を
前にした
今月12日から
15日にかけて
世論調査を
行い、その
結果を
17日公表しました。
それによりますと、トランプ氏の好感度を聞いたところ、「好ましい」と答えた人は40%にとどまった一方、「好ましくない」と答えたのは54%に上りました。トランプ氏の好感度について、ABCテレビなどは、1977年以降に就任した大統領のなかでは最も低く、最も高かった8年前、オバマ大統領の就任時の79%を大きく下回っていると伝えています。
また、トランプ氏について、61%が国にとって最適な判断をするか懸念をもっていると答えたほか、大統領には適任ではないと答えた人も52%いました。
一方、トランプ氏の期待する政策を聞いたところ、60%が経済や雇用に関する政策を、56%がテロ対策を挙げています。
このほか、トランプ氏の人種問題への対応については期待すると答えたのは40%にとどまり、期待できないと答えた人を17ポイント下回りました。
トランプ氏「不正な調査だ」
世論調査の結果について、トランプ氏は自身のツイッターに投稿し、「選挙中に間違った、でっち上げの世論調査を行った人たちが、今度は大統領の支持率の世論調査を行っている。前回同様、不正な調査だ」と、批判しました。