具体的には、みずほが54%出資している資産管理サービス信託銀行と三井住友トラストが67%出資する日本トラスティ・サービス信託銀行を統合する方向で、年度内の合意を目指します。
統合が実現すれば、顧客から預かる信託財産は三菱UFJフィナンシャル・グループ系列の資産管理銀行の2倍を超える380兆円となり、規模を拡大することで経営を効率化する狙いがあります。
金融機関の間では、安定的な収益が見込める資産管理業務を強化する動きが相次いでいますが、これまでライバル関係にあったみずほと三井住友トラストが、この分野でどのような連携を図るのか注目されます。