Japanese News: “違法な長時間労働” 三菱電機を嫌疑不十分で不起訴

“違法いほうな長時間ちょうじかん労働ろうどう” 三菱みつびし電機でんきを嫌疑けんぎ不十分ふじゅうぶんで不ふ起訴きそ

Jan 27, 2017 17:01

Furigana

うつ病うつびょうを発症はっしょうした元もと社員しゃいんの男性だんせいに違法いほうな長時間ちょうじかん労働ろうどうをさせたとして書類しょるい送検そうけんされた大手おおて電機でんきメーカー、三菱みつびし電機でんきと当時とうじの上司じょうしについて、横浜よこはま地方ちほう検察庁けんさつちょうは嫌疑けんぎ不十分ふじゅうぶんで不ふ起訴きそにしました。三菱みつびし電機でんきの元もと社員しゃいんで、神奈川かながわ県けん鎌倉かまくら市しにある研究所けんきゅうじょで半導体はんどうたいレーザーの研究けんきゅうをしていた３さん１いち歳さいの男性だんせいに対にたいし、平成へいせい２に６ろく年ねん２月にがつ中旬ちゅうじゅんまでの１いちか月かげつ間かん、７なな８はち時間じかん余あまりの残業ざんぎょうをさせたとして、労働ろうどう基準きじゅん監督かんとく署しょは、今月こんげつ１いち１いち日にち、三菱みつびし電機でんきと当時とうじの上司じょうしを労働ろうどう基準きじゅん法ほう違反いはんの疑うたがいで書類しょるい送検そうけんしていました。

男性だんせいは、うつ病うつびょうを発症はっしょうし去年きょねん６月ろくがつに解雇かいこされ、長時間ちょうじかんの残業ざんぎょうがうつ病うつびょうの原因げんいんだとして労災ろうさい認定にんていされていました。

これについて横浜よこはま地方ちほう検察庁けんさつちょうは、２に７なな日にち、「起訴きそに足たりる証拠しょうこを集あつめることができなかった」として、嫌疑けんぎ不十分ふじゅうぶんで不ふ起訴きそにしました。

三菱みつびし電機でんき「真摯しんしに受け止うけとめる」

不ふ起訴きそになったことについて三菱みつびし電機でんきは「書類しょるい送検そうけんに至いたった事実じじつは当社とうしゃとして真摯しんし（しんし）に受け止うけとめております。全社ぜんしゃをあげて総そう労働ろうどう時間じかんの削減さくげんと適切てきせつな労働ろうどう時間じかんの管理かんりに取り組とりくんでまいります」とコメントしています。