アメリカのトランプ
大統領は
経済成長を
後押しするため、
各省庁が
新たな
規制を
導入する
場合、
少なくとも
既存の
2つの
規制を
撤廃するよう
求める
大統領令に
署名しました。これによって
今ある
規制の
75%の
撤廃を
目指す
方針です。アメリカのトランプ
大統領は
30日、
規制緩和を
進めるための
大統領令に
署名し、
各省庁が
新たな
規制を
導入する
場合、
少なくとも
既存の
2つの
規制を
撤廃するよう
指示しました。
トランプ大統領は「これまでで最大の規制撤廃になるだろう」と述べ、規制緩和を進めて経済成長を後押しする考えを強調したものの、具体的にどのように進めていくかは明らかにしていません。
署名に先立ってトランプ大統領は、ホワイトハウスで中小企業の経営者と会談し、「既存の規制のうち75%に上る規制を撤廃するつもりだ。われわれは税制を簡素化して減税を進めていく」と述べ、中小企業の経営支援策を強化する姿勢を示しました。そのうえで「銀行は中小企業にお金を貸していない。金融規制改革法は災いをもたらすものだ」と述べ、2008年の金融危機を受けて、オバマ前政権が導入した金融規制についても見直しを進める考えを示しました。