安倍総理大臣は、
アメリカのマティス
国防長官と
先ほどから
会談しています。
会談の
冒頭、
安倍総理大臣は「トランプ
政権との
間においても
日米同盟が
揺るぎないと
確信している」と
述べたの
に対し、マティス
国防長官は「
北朝鮮など、
日米はともにさまざまな
課題に
直面しており、
日米安全保障条約が
重要だ」と
述べました。
安倍総理大臣は、
3日午後5時半すぎから
総理大臣官邸でアメリカのマティス
国防長官と
会談していて、
会談には
稲田防衛大臣も
同席しています。
会談の冒頭、安倍総理大臣は「マティス長官、そしてトランプ政権との間においても日米同盟が揺るぎないということを内外に示していけることを期待しているし、確信している」と述べました。
これに対し、マティス国防長官は「北朝鮮など、日米はともにさまざまな課題に直面し、1年前、5年前と同じく日米安全保障条約第5条が重要であるものであることを明確にしたい。これは5年先、10年先も変わることはないだろう」と述べました。
アメリカのマティス国防長官は、トランプ政権発足後、初めての外国訪問として韓国を訪れたのに続き、3日から2日間の日程で日本を訪れたもので、4日は稲田防衛大臣と会談することにしています。
今回の会談について安倍総理大臣は3日の衆議院予算委員会で、沖縄県の尖閣諸島に日米安全保障条約が適用されることを確認するとともに、「日米同盟に揺るぎないことを示したい」と述べました。
会談では、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮や、南シナ海で拠点構築を進める中国の動向を含む地域情勢などについて意見を交わしているものと見られます。
安倍総理大臣としては、来週10日にワシントンで行われるトランプ大統領との日米首脳会談を前に、トランプ大統領の信頼の厚いマティス国防長官と地域情勢などに関する認識の共有を図り、同盟関係の強化に向けて協力して取り組んでいく方針を確認したい考えです。