東京都の
小池知事は、
千代田区長選挙の
結果を
受けて、みずからの
都政運営に
一定の
支持が
得られているとして、
7月の
東京都議会議員選挙で、
地域政党「
都民ファーストの
会」から
擁立する
公認候補の
数を
50人から
60人規模に
引き上げることを
検討し、
都議会第1党を
目指すことにしています。
5日に
投票が
行われた
東京・
千代田区長選挙では、
小池知事の
支援を
受けた
無所属の
現職が、
自民党が
推薦する
新人などに
大差をつけて
圧勝し、
小池知事は
6日、「
私が
進めつつある『
東京大改革』への
期待が
響いてプラスアルファにつながった」と
述べて、みずからの
都政運営に
一定の
支持が
得られているという
認識を
示しました。
そして、7月の都議会議員選挙で、「都民ファーストの会」から擁立する公認候補の数を50人から60人規模に引き上げることを検討し、現在の自民党に代わり、都議会第1党を目指すことにしています。
具体的には、42あるすべての選挙区に公認候補を擁立することや、定員が5人以上の大規模な選挙区では必ず2人以上を、また、定員が2人の選挙区でも場合によっては2人を擁立して議席の独占を目指すことなどの検討を始めています。
一方で、小池知事は、今月22日から都の新年度予算案を審議する都議会が始まることから、都政運営に協力する姿勢を示している公明党の意向も考慮しながら候補者の擁立を進めていくことにしています。