安倍総理大臣は、
アメリカのトランプ
大統領との
初めての
日米首脳会談に
臨むため、
先ほど
ワシントンに
到着しました。
首脳会談で
安倍総理大臣は
日米同盟の
重要性や、
双方に
有益な
経済関係の
構築を
目指す
方針を
確認したい
考えですが、
日本の
金融・
為替政策などを
批判してきたトランプ
大統領が
経済分野でどのような
姿勢を
示すのかが
最大の
焦点です。
安倍総理大臣は、アメリカのトランプ
大統領との
初めての
日米首脳会談に
臨むため、
9日夜、
羽田空港を
政府専用機で
出発し、
日本時間の
10日午前8時前にワシントンに
到着しました。
今回の首脳会談で、安倍総理大臣は、首脳間の信頼関係の構築を進めるとともに、日米同盟の重要性を確認し、世界やアジア太平洋地域の平和と安定に協力して取り組んでいく方針を確認したい考えです。
さらに沖縄県の尖閣諸島がアメリカによる防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用範囲であることを明確にしたいとしています。
また安倍総理大臣は、マクロ経済政策や通商政策、それにインフラ整備を含む共同プロジェクトなどを協議する閣僚レベルの新たな枠組みの創設を提案し、双方に有益な経済関係の構築を目指す方針を確認したい考えです。
ただトランプ大統領は、安倍総理大臣が重視してきたTPP=環太平洋パートナーシップ協定からの離脱を決め、2国間の貿易協定の締結を目指す姿勢を示しているほか、日本の金融・為替政策や自動車市場を批判しており、トランプ大統領が経済分野でどのような姿勢を示すのかが最大の焦点です。