アフリカや中東、アジアなどでは、木や草が育たない場所が増えて、砂漠化が進んでいます。長い間雨が降らないことや、人がたくさんの木を切ったことなどが原因です。砂漠化が進んで、貧しい人が増えたり、水や食べ物が足りなくなったりしているため、大きな問題になっています。
砂漠化が進まないように国連で活動しているバルビューさんが日本に来て、NHKに話をしました。バルビューさんは「世界では7億人の貧しい人が、砂漠化して野菜も作ることができない村に住んでいます。この人たちができることは、別の場所に逃げるか、テロを起こすような危険な考えを持つようになるか、どちらかです」と言いました。
バルビューさんは、日本の政府や日本の人たちは、砂漠化の問題についてもっとよく知って、協力してほしいと言っています。