15日未明、
奈良市で
住宅5棟が
焼ける
火事があり、
火元と
見られる
家の
60代と
30代の
親子2人と
連絡が
取れなくなっています。
警察などは、
逃げ
遅れた
可能性があるとみて、
確認を
急いでいます。
15日午前0時半すぎ、
奈良市登美ヶ
丘の
谷田貝修さん(69)の
住宅から
火が
出ていると、
近所の
人から
消防に
通報がありました。
火は周辺に燃え広がり、火元と見られる木造2階建ての住宅と両隣の住宅の合わせて3棟が全焼し、ほかに住宅2棟が半分ほど焼けて、およそ2時間半後にほぼ消し止められました。
警察によりますと、谷田貝さんは69歳の妻と37歳の長女の3人暮らしで、このうち、谷田貝さんと長女の2人が、火事のあと、連絡が取れなくなっているということです。妻はのどなどにやけどをして病院で手当を受けました。
警察と消防は、2人が逃げ遅れた可能性があるとみて確認を急ぐとともに、火が出た原因を調べることにしています。
現場は近鉄の学研奈良登美ヶ丘駅から南に1キロほどの住宅地で、火事を受けて、奈良市が近くの公民館に避難所を設け、一時6人が避難しました。