文部科学省は、小学校と中学校で何をどのように教えるかなどを決めた「学習指導要領」を、10年に1回ぐらい新しくしています。14日、小学校では2020年、中学校では2021年から使う新しい学習指導要領の案を発表しました。
小学校では、今は5年生から英語を教えていますが、3年生から始めて、特に話すことと聞くことを教えます。5年生と6年生の英語の授業は1週間に1時間ですが、2時間に増えます。
中学校の英語の授業では、今は全部で1200ぐらいのことばを教えていますが、1600〜1800ぐらいに増やします。授業は英語で行うことにします。
小学校5年生と6年生の英語の授業は1年で35時間増えます。専門家は「学校などは授業の時間をどうするか考えなければなりません」と話しています。