大相撲初場所で
初優勝し、
72代横綱に
昇進した
稀勢の
里の
優勝と
昇進を
祝うパレードが
地元の
茨城県牛久市で
行われ、
沿道には
大勢の
市民や
相撲ファンなどが
詰めかけました。パレードは、
新横綱、
稀勢の
里の
地元、
牛久市の
中心部にある
JR牛久駅前をスタートし、
牛久市役所までのおよそ
800メートルのコースで
行われました。
主催した牛久市によりますと、沿道には市民や相撲ファンなどおよそ5万人が詰めかけたということで、オープンカーに乗った稀勢の里に「おめでとう」や「日本一」と声援が送られ、稀勢の里は笑顔で手を振って応えていました。このあと、市役所で市民栄誉賞の贈呈式が行われ、集まった市民たちの「おめでとう」という掛け声に合わせて、くす玉を割って初優勝と横綱への昇進を祝いました。
稀勢の里は、横綱への昇進を伝えられた際の口上のように「牛久市民栄誉賞の名に恥じぬよう、一生懸命、稽古に精進し、横綱の地位を汚さぬよう頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします」と述べました。
パレードを見た茨城県つくば市の女性は「新横綱の稀勢の里を目の前で見ることができて、とても感動しました。想像以上に大きく、とてもかっこよかったです」と話していました。
パレードや市民栄誉賞の贈呈式などを終えた稀勢の里は「いつも通る道が、きょうは雰囲気が違うように感じました。沿道からの声援はとてもうれしく、特に、小学生の時に所属していた少年野球チームの当時の監督と後輩が来てくれたことが印象に残っています。気を引き締めてあと3週間、来場所までいい調整ができたらと思います」と話していました。