ナイジェリア北東部で27日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が葬儀を襲撃し、65人が死亡しました。地元当局者が28日、明らかにしました。
襲撃が起きたのは、ボルノ州の州都マイドゥグリ近郊の村です。地元当局者は、葬儀に集まっていた人々に対する最初の襲撃で20人以上が死亡し、さらに襲撃犯らを追いかけた数十人が殺害されたと説明しました。合わせて「65人が死亡し、10人が負傷した」と語りました。
地元当局者は、今回の襲撃について、住民らが2週間前、村に近づいたボコ・ハラムの戦闘員らを殺害したことに対する報復だとの見解を示しました。住民は当時、ボコ・ハラムの戦闘員11人を殺害し、自動小銃10丁を押収しました。