内戦が続くイエメン北部サアダ県で29日、市場が空爆を受けて、子ども4人を含む民間人14人が死亡しました。反政府武装組織フーシが明らかにしました。
フーシ側が運営している病院によれば、今回の空爆はサウジアラビア主導の連合軍によるものとされます。子ども14人を含む26人が負傷したとしています。
一方、連合軍側はCNNの取材に対し、イランが支援するフーシが意図的に罪のない民間人を襲撃したとしています。
イエメンでの内戦は2015年前半に始まりました。フーシが国際的に認められた政府を駆逐し、ハディ暫定大統領は避難を余儀なくされました。衝突は急速に激化し、複数の国々が関与しました。