コンゴから帰国きこくの女性じょせい エボラ出血熱えぼらしゅっけつねつ感染かんせんの疑うたがいで念ねんのため検査けんさ

女性じょせいは仕事しごとでコンゴ民主みんしゅ共和きょうわ国こくに滞在たいざいし、エボラ出血熱えぼらしゅっけつねつが流行りゅうこうしている地域ちいきにもいたということですが、現地げんちでエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつの患者かんじゃとは接触せっしょくしていないと話はなしているということです。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは念ねんのため女性じょせいがエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつに感染かんせんしていないかどうか確認かくにんするため、採取さいしゅした血液けつえきを東京とうきょう武蔵村山むさしむらやま市しの感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょに送おくり検査けんさを行おこなっています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「女性じょせいは病院びょういんの検査けんさでインフルエンザの陽性ようせい反応はんのうが出でていて、エボラ出血熱えぼらしゅっけつねつには感染かんせんしていないという結果けっかになることも十分じゅうぶんありうる」と話はなしています。

また、女性じょせいは帰国きこく後ごに発熱はつねつしていることから「仮かりにエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつに感染かんせんしていたとしても、同おなじ飛行機ひこうきに乗のっていた乗客じょうきゃくの感染かんせんリスクは極きわめて低ひくいと考かんがえられる」としています。

政府せいふ 情報じょうほう連絡れんらく室しつを設置せっち

これに関連かんれんして、政府せいふは３さん日にち夜よる遅おそく、総理そうり大臣だいじん官邸かんていに情報じょうほう連絡れんらく室しつを設置せっちするとともに、安倍あべ総理そうり大臣だいじんが二に次じ感染かんせんの防止ぼうしに万全ばんぜんを期きすことなどを関係かんけい省庁しょうちょうに指示しじしました。

それによりますと、患者かんじゃの治療ちりょうに最善さいぜんを尽つくすとともに、二に次じ感染かんせんの防止ぼうしに万全ばんぜんを期きすこと、関係かんけい省庁しょうちょうが緊密きんみつに連携れんけいし、検疫けんえきの着実ちゃくじつな実施じっし、迅速じんそくな検査けんさ・治療ちりょう、感染かんせん拡大かくだいの防止ぼうしなどに万全ばんぜんを期きすこと、それに、国民こくみんに対にたいし迅速じんそくかつ的確てきかくな情報じょうほう提供ていきょうを行おこない、国民こくみんの安心あんしん・安全あんぜんの確保かくほに努つとめることとしています。