台風8号は
5日の
夜以降、
暴風域を
伴って
九州付近に
接近し
上陸する
おそれがあります。
九州や
四国を
中心に
大荒れとなる見込みで、
最新の
情報に
注意するとともに
台風が
近づく
前の
5日、
日中の
うちに
備えを
進めてください。
気象庁によりますと、
台風8号は
4日午後3時には
小笠原諸島の
父島の
北北西を
1時間に35
キロの
速さで
北西へ
進んでいます。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
台風は、このあとも日本の南の海上を西寄りに進みながら発達して暴風域を伴い、5日夜から6日にかけて九州付近に接近し、上陸するおそれがあります。
台風の接近に伴って5日は九州や四国を中心に、急に風や雨が強まる見込みで、非常に強い風が吹き、ところによっては猛烈な風が吹いて海は大しけとなる見通しです。
5日にかけて予想される最大風速は九州と四国で20メートル、最大瞬間風速は30メートルに達し、6日にはさらに強まる見込みです。
また湿った空気の影響により、5日は西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になるほか、台風本体の雨雲がかかる地域では5日の夜以降、非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨になるおそれがあります。
5日夕方からの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州と四国で200ミリから300ミリ、近畿と東海で100ミリから200ミリと予想され、その後、雨量はさらに増える見込みです。
最新の情報に注意するとともに台風が近づく前の5日、日中のうちに備えを進めてください。