スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんは去年8月から毎週金曜日、学校を休んで温暖化対策を求める訴えを続け、SNSを通じて世界各地の若者に広がった運動は「未来のための金曜日」と呼ばれています。
スイス西部のローザンヌでは5日、ヨーロッパ各地からトゥーンベリさんの活動に賛同する高校生や大学生など450人余りが夏休みを利用して集まりました。
トゥーンベリさんは来月、ニューヨークで開催される国連の温暖化対策サミットに招待されていて「世界の指導者が私たちの声を聞き科学の声を聞いたと証明する機会になる」と述べて各国が会議で具体的な対策を示すことに期待を示しました。
トゥーンベリさんたちはサミットに合わせて運動を大人にも広げ対策を迫ることにしています。