関係かんけい者しゃによりますと内村うちむら選手せんしゅは、11月つき8日にちに日本にっぽんで開催かいさいされる国際こくさい大会たいかいへの出場しゅつじょうに向むけ感染かんせん対策たいさくとして、不ふ特定とくてい多数たすうの人ひととの接触せっしょくを避さけるため、10月つき20日にちから東京とうきょう 北きた区くのナショナルトレーニングセンターに滞在たいざいし、28日にちPCR検査けんさを受うけていました。

内村うちむら航わたる平ひら選手せんしゅとは

内村うちむら航わたる平ひら選手せんしゅは、オリンピックの体操たいそう男子だんし個人こじん総合そうごうで2大会たいかい連続れんぞくで金メダルきんめだるを獲得かくとくしている日本にっぽん体操たいそうの第だい一いち人にん者しゃです。

オリンピック初はつ出場しゅつじょうとなった2008年ねんの北京ぺきん大会たいかい以降いこう、3つの大会たいかいで、団体だんたいでは金メダルきんめだる1つと銀ぎん2つ、6種目しゅもくで争あらそう個人こじん総合そうごうでは金きん2つと銀ぎん1つを獲得かくとくしてきました。

また、種目しゅもく別べつでも「ゆか」で銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしています。

しかし、リオデジャネイロ大会たいかい以降いこうは、足首あしくびのけがや肩かたの痛いたみなどに苦くるしみ、去年きょねんは世界せかい選手権せんしゅけんのメンバーから外はずれるなど満足まんぞくのいく結果けっかを残のこせず、東京とうきょうオリンピックに向むけては、得意とくいの鉄棒てつぼうに絞しぼって種目しゅもく別べつでの出場しゅつじょうを目指めざしています。

およそ1年ねんぶりに出場しゅつじょうした9月つきの全ぜん日本にっぽんシニア選手権せんしゅけんでは、鉄棒てつぼうに出場しゅつじょうし、復調ふくちょうの兆きざしを見みせていました。

11月つき8日にち開催かいさいの大会たいかいについて

この体操たいそうの大会たいかいは、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだい後ご、東京とうきょうオリンピックの実施じっし競技きょうぎとしては、初はじめて11月つき8日にちに都内とないで開ひらかれる国際こくさい大会たいかいです。

日本にっぽんのほか中国ちゅうごく、アメリカ、ロシアの4か国かこくから32人にんの選手せんしゅが参加さんかする予定よていで、海外かいがいの選手せんしゅたちは大会たいかい4日にち前まえからチャーター機きなどで順次じゅんじ、日本にっぽんに入国にゅうこくします。

海外かいがいの選手せんしゅは、それぞれの国くにで隔離かくり措置そちや定期ていき的てきなPCR検査けんさを行おこなって、健康けんこう状態じょうたいを確認かくにんしていることから、日本にっぽん入国にゅうこく後ごの2週間しゅうかんの隔離かくりは免除めんじょされます。

一方いっぽう、日本にっぽんの選手せんしゅたちは今月こんげつ20日にちから順次じゅんじ、東京とうきょう 北きた区くのナショナルトレーニングセンターに滞在たいざいし不ふ特定とくてい多数たすうの人ひととの接触せっしょくを避さけてきました。

国際こくさい体操たいそう連盟れんめいによりますと、選手せんしゅたちには定期ていき的てきなPCR検査けんさが義務ぎむづけられ、今月こんげつ21日にちに1回かい目めのPCR検査けんさが、28日にちには2回かい目めのPCR検査けんさが行おこなわれました。

感染かんせん拡大かくだい後ご、国内こくないで初はじめて開ひらかれる海外かいがいの選手せんしゅを迎むかえての国際こくさい大会たいかいで、来年らいねんの東京とうきょうオリンピック開催かいさいを見据みすえて、十分じゅうぶんな感染かんせん対策たいさくが取とれるか、注目ちゅうもくされています。