ニースの教会で29日、男女3人が首などを切り付けられて殺害された事件で、現場で容疑者の男が警察に撃たれて身柄を拘束されました。地元メディアによりますと、男はチュニジア出身の21歳で、先月末にイタリアに上陸して今月上旬にフランスに来たばかりだったということです。現場を訪れたマクロン大統領は「イスラム過激派のテロ」として非難し、テロ対策の兵士を3000人から7000人に増やすと明らかにしました。テロ警戒レベルも3段階の最高に引き上げられました。フランスではイスラム教の預言者の風刺画を巡って教師が首を切断されて殺害されるなどテロが相次いでいます。