南太平洋の島国フィジーは、2021年3月まで商用航空機に対して国境を封鎖すると発表しました。ただし富裕層には、高級アイランドリゾートが手配するプランを利用するなど、この規制を免れる手段が用意されています。
ラウカラ・プライベート・アイランド・リゾートは国営航空会社のフィジー航空と組んで、米ロサンゼルス発のプライベートチャーター機を手配します。同機には20人までのゲストが搭乗可能です。フィジーの玄関口ナンディで乗り換えてラウカラ島に到着すると、プライベートアイランドを自分たちだけで独り占めにできます。
現在、フィジーに入国を許可される少数の渡航者には、14日間の隔離が義務付けられています。しかしラウカラ島に滞在する宿泊客は、保健省の許可を得て隔離を免除されます。