中央自動車道にかかる橋の補強工事で、強度を確保するのに必要な鉄筋が不足する不良工事が行われていたことがわかりました。中日本高速道路は不良工事を認めた上で、追加の調査を行う予定です。
中日本高速道路では大規模な地震に備えて「緑橋」の耐震補強工事を行っていましたが、調査の結果、橋桁を支える橋台の部分で、鉄筋が8本不足していることと、最大で長さ1.6メートルのひび割れを2か所確認したということです。
ただちに安全性に問題はないということですが、この工事を請け負った会社が行った別の橋の工事でも同じような不良工事が行われている可能性があるため、中日本高速道路ではさらに調査を進める予定です。