東京オリンピックの
聖火の
地方での
展示が7
日から
始まり、
全国で
最初の
会場となった
金沢市の
スポーツ施設には、
聖火を
見ようと
大勢の
人が
集まりました。
東京オリンピックの
聖火は
大会延期に
伴って
東京の
日本オリンピックミュージアムで
展示されてきましたが、
大会に
向けた
機運を
盛り上げようと、
石川県など全国14
道府県を
巡回して
展示されることになりました。
最初の展示会場となった金沢市のスポーツ施設では7日、記念のセレモニーが行われました。
金沢市出身で柔道のロンドンオリンピック金メダリストの松本薫さんが、聖火がともされたランタンを持って入場すると、親子連れなど集まった300人から盛大な拍手が送られました。
松本さんと、東京オリンピックのトランポリン女子の代表に内定している金沢学院大学の森ひかる選手のトークショーも行われ、集まった人たちが熱心に耳を傾けていました。
松本さんは「コロナ禍で我慢を強いられてきた中、一つでも多くの笑顔が生まれるきっかけになってほしいです」と話し、森選手は「聖火を見て大会が近づいていることを実感しました。延期になった1年に積み重ねた練習の成果を発揮できるよう頑張りたいです」と話していました。
東京オリンピックの聖火は、石川県内では7日から今月10日まで、金沢市など7つの市の会場で展示されます。