南米のブラジルでは
今月、
統一地方選挙が
行われますが、
現職の
市長を
批判した
対立候補が
殺される
など、
先月末までに、
選挙がらみで
少なくとも80
人以上が
殺害されていて、
警察が
注意を
呼びかける事態となっています。ブラジルでは、
今月15
日に
統一地方選挙が
行われますが、
地元警察の
調べによりますと
先月末までに
候補者など選挙の
関係者、
少なくとも80
人以上が
殺害されています。
特に選挙が近づいたことし9月以降は選挙がらみの殺人事件が増えていて、計算上は、3日に1人が殺されている状況です。
殺されているのは、現職の市長などの汚職を追及している市長選や市議選の候補者などで、犠牲になった候補者の家族が復しゅうのために対立候補を殺害するケースも相次いでいるということです。
今回の選挙は新型コロナウイルスの影響で、集会を避けて、ネット上のライブ形式で行われるケースが多く、ライバル候補の主張を把握しやすいことから争いが深刻になる場合が増えているということです。
ブラジルでは選挙が行われるたびに選挙がらみの事件で犠牲者が増える傾向にあり、地元警察が、候補者らに冷静に対応するよう注意を呼びかける事態となっています。