総重量1200トン、2万枚もの岩盤が使われた多面体の外壁。独特の存在感で異彩を放っています。埼玉県所沢市にある「角川武蔵野ミュージアム」です。6日、ついにオープン日を迎えました。夏には、敷地内にある水盤が空などを反射して「まるでウユニ塩湖のようだ」と話題になった施設ですが、その中はさらに圧巻でした。
高さ8メートルにも上る本棚が、360度を取り囲むド迫力の空間。角川書店創業者の蔵書など、約3万冊がギッシリと詰め込まれています。互い違いに複雑に入り組んだ、立体的な構造。
読みたい本を事前に予約すると後日、施設内で読むことができるシステムです。
入館チケットはオンラインで購入できるほか、当日券も用意されるということです。