慶応大学は、
外部から
不正アクセスがあり、
神奈川県藤沢市に
あるキャンパスのサーバーから
学生の
氏名や
顔写真などおよそ3
万件の
個人情報が
流出した
可能性があると
明らかにしました。
大学によりますと、ことし8
月下旬から9
月にかけて
情報ネットワーク
などの
システムに
外部から
不正アクセスがあり、「
湘南藤沢キャンパス」のサーバーから
個人情報が
流出した
可能性があるということです。
個人情報には学生の氏名や顔写真、メールアドレスなどのほか、教職員の氏名や住所が含まれおよそ3万件に上るということです。
これまでの調査で何らかの方法で盗み取られた教職員のIDとパスワードを使って不正にアクセスされたことが分かっています。
現時点では、個人情報が悪用されるなどの2次被害は確認されていませんがシステムを止めた影響で、一部の学部で秋学期の授業開始が1週間遅れたということです。
大学では今月、対策チームを立ち上げてセキュリティの強化などを進めていて、警察などにも被害を報告したということです。
慶応大学は、個人情報が流出した可能性があることについて「関係者に深くおわびし再発防止に努めます」としています。