ミャンマーでこのほど、新種の霊長類が発見されました。しかし、生息数は推計で200~260匹しか残っておらず、絶滅の危機にさらされています。
新しく発見されたサルの「ポッパ・ラングール」はしっぽが長く、目の周りが丸く縁どられており、頭頂部に長い毛が生えています。ポッパはミャンマーの聖なる火山であるポッパ山から取られました。
今回の研究に協力した英ロンドン自然史博物館によれば、生息数は推計200~260匹です。同館の上級学芸員は、野生に残された個体数は限定的であるなど、残念ながら悲喜こもごもの発見だと語りました。