ジョンソン首相の参謀役で上級顧問のドミニク・カミングス氏は現地メディアによりますと、年内に辞任することになっていましたが、13日に早くも官邸から私物を引き上げ、事実上ジョンソン首相とたもとを分かりました。
カミングス氏はEUからの離脱を強硬に後押ししてきた陰の実力者で、「イギリスのラスプーチン」とも呼ばれていました。
しかし、官邸内ではカミングス氏の強引な政治手法などへの不満が高まっていたとされています。カミングス氏の辞任を受け、EU離脱を巡る交渉でイギリスが柔軟になるとの見方が広がっています。