イランで駆け落ちした14歳の少女が殺害される事件があり、警察は29日までに、少女の父親を逮捕しました。「名誉殺人」に対する非難の高まりを受け、ロハニ大統領は新たな女性保護策の導入を呼びかけています。
半国営のファルス通信によると、亡くなったのはイラン北部に住むロミナ・アシュラフィさんです。父親は29歳の男性と駆け落ちして自宅から逃げ出したアシュラフィさんを、農作業用の鎌で殺害した疑いが持たれています。
改革派や穏健派のメディアおよび政府寄りのメディアでは、アシュラフィさんの死が広く報じられています。刑法301条を改正して、死刑によらずに犯罪の重大さに見合った説明責任を確保する必要があるとしています。