自宅近くの公園で母親と一緒に遊ぶ約束をして、先に1人で自宅を出たといいます。
およそ5分後、母親は後を追いかけましたが、公園に朝芽さんの姿はありませんでした。雨は降っていなかったといいます。
自宅近くの公園から900メートルほど離れた流山市の寺に設置された防犯カメラには、朝芽さんとみられる女の子がキックスケーターに乗って移動する様子がうつっていました。時刻は朝芽さんが自宅を出たおよそ30分後の23日正午ごろでした。
そして、寺の隣にある公園からはキックスケーターが見つかっています。朝芽さんはこの公園を訪れたことがこれまでに数回あったということです。
家族によりますと、靴は片方が裏返った状態で見つかり、近くに両足の靴下があったということです。 そして、先月28日には靴などが見つかった河川敷からおよそ1キロ下流にある松戸市内の取水口で帽子が新たに見つかりました。水道事業者が見つけ、帽子には「さや」とひらがなで名前が記されていて、家族が本人のものと確認しました。 捜索は千葉県警や江戸川の対岸を管轄する埼玉県警、消防や海上保安部が行い、ボートやダイバーなども参加しました。地域の人たちなど多くのボランティアも捜索に参加したほか、周辺自治体も防災無線や電子看板=デジタルサイネージを使って情報提供を呼びかけました。 こうした中、今月4日に靴や靴下などが見つかった場所から15キロほど下流にあたる場所で、幼い子どもの遺体が見つかりました。近くを自転車で通りかかった人が見つけて通報し、場所は、江戸川と旧江戸川が分かれる場所のあたりでした。 警察が司法解剖を行った結果、目立った外傷はなく、死後1週間から2週間程度とみられることや、川で溺れ、大量の水を飲んで死亡した可能性があることがわかっていました。