【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（10月6日の動き） - Easy News

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる6日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

ゼレンスキー大統領だいとうりょう “南部なんぶヘルソン州しゅうで3つの集落しゅうらく奪還だっかん”

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは、5日にちに公開こうかいした動画どうがで南部なんぶヘルソン州しゅうで3つの集落しゅうらくを奪還だっかんしたと明あきらかにし「平穏へいおんで安定あんていした暮くらしが再ふたたびできるようになる」と述のべ、今後こんごもロシアからの領土りょうどの奪還だっかんを進すすめていく考かんがえを示しめしました。

IAEA声明せいめいグロッシ事務じむ局長きょくちょうが近ちかく訪問ほうもん双方そうほうの関係かんけい当局とうきょくと協議きょうぎへ

IAEAは声明せいめいを発表はっぴょうし、グロッシ事務じむ局長きょくちょうが近ちかくウクライナとロシアを訪問ほうもんしロシアが原発げんぱつを管理かんり下かに置おこうとしていることや、原発げんぱつ周辺しゅうへんに安全あんぜんな区域くいきを設定せっていすることなどについて、双方そうほうの関係かんけい当局とうきょくと協議きょうぎする予定よていだとしています。

ロシアが占拠せんきょするザポリージャ原発げんぱつは先月せんげつには周辺しゅうへんでの相次あいつぐ砲撃ほうげきで一時いちじ的てきに外部がいぶ電源でんげんを失うしなう事態じたいにもなっていて協議きょうぎを通をつうじて安全あんぜん性せいを維持いじできるかが焦点しょうてんとなります。

ルハンシク州しゅう知事ちじ「いくつかの集落しゅうらくはすでにロシア軍ぐんから解放かいほう」

ことし7月つきにロシアが全域ぜんいき掌握しょうあくを宣言せんげんしたルハンシク州しゅうのハイダイ知事ちじは5日にち、SNSに投稿とうこうした動画どうがの中なかで「いくつかの集落しゅうらくはすでにロシア軍ぐんから解放かいほうされていて、そこではウクライナ軍ぐんが国旗こっきを掲かかげている」と述のべました。

ウクライナ軍ぐんは東部とうぶドネツク州しゅうの要衝ようしょうリマンの奪還だっかんに続つづき、東部とうぶのほかの地域ちいきや南部なんぶヘルソン州しゅうなどで反撃はんげきし、ロシアからの領土りょうどの奪還だっかんを進すすめていると見みられます。

プーチン大統領だいとうりょう正当せいとう性せいを改あらためて主張しゅちょう

プーチン大統領だいとうりょうは5日にち、教育きょういく関係かんけい者しゃとのオンラインでの会合かいごうで、ロシア側がわが行おこなった住民じゅうみん投票とうひょうだとする活動かつどうについて「納得なっとくのいくものであり、透明とうめい性せいもあり、疑問ぎもんの余地よちがない」と正当せいとう性せいを改あらためて主張しゅちょうしました。

そして、一方いっぽう的てきに併合へいごうしたウクライナの地域ちいきの学校がっこうにロシア語ごやロシアの歴史れきし教育きょういくなどを導入どうにゅうすると強調きょうちょうし、支配しはいの既成きせい事実じじつ化かを加速かそくさせています。

プーチン大統領だいとうりょうの最さい側近そっきん「実質じっしつはNATOとの戦たたかい」

ロシアのプーチン大統領だいとうりょうの最さい側近そっきんの1人にんで、安全あんぜん保障ほしょう会議かいぎ書記しょきのパトルシェフ氏しは5日にち、ロシアが8年ねん前まえに一方いっぽう的てきに併合へいごうしたクリミアで安全あんぜん保障ほしょうに関にかんする会議かいぎを開ひらきました。

この中なかでパトルシェフ氏しは、ウクライナでの軍事ぐんじ侵攻しんこうが始はじまって以降いこう、「武器ぶきや弾薬だんやく、爆発ばくはつ物ぶつを使つかった犯罪はんざいの件数けんすうが大幅おおはばに増ふえた。破壊はかい工作こうさくやテロ行為こういの脅威きょういが高たかまっている」としてロシアが支配しはいする地域ちいきでテロの脅威きょういが高たかまっていると主張しゅちょうしました。

そのうえで、「アメリカとイギリスなどはウクライナでの軍事ぐんじ作戦さくせんを長引ながびかせている。実質じっしつはNATOとの戦たたかいになっている」と述のべ、ウクライナに軍事ぐんじ支援しえんを続つづけるアメリカやイギリスなどとの戦たたかいの構図こうずになっていると指摘してきしました。

プーチン大統領だいとうりょう “ザポリージャ原発げんぱつをロシア管理かんり下かに” 署名しょめい

ロシアのプーチン大統領だいとうりょうは5日にち、ロシアが一方いっぽう的てきに併合へいごうしたウクライナ南東なんとう部ぶ、ザポリージャ州しゅうにあるザポリージャ原子力げんしりょく発電はつでん所しょについて、ロシア政府せいふの管理かんり下かに置おくことを命めいじる大統領だいとうりょう令れいに署名しょめいしました。

ザポリージャ州しゅうをロシアが併合へいごうしたことに伴ともなうものだとしています。

ロシアが武力ぶりょくで占拠せんきょした原子力げんしりょく発電はつでん所しょの支配しはいを大統領だいとうりょう令れいで正当せいとう化かした形かたちで、ウクライナや欧米おうべい各国かっこくから一層いっそう非難ひなんが強つよまるものとみられます。

UNEP事務じむ局長きょくちょう “ウクライナ深刻しんこくな環境かんきょう汚染おせん”

UNEP＝国連こくれん環境かんきょう計画けいかくのインガー・アンダーセン事務じむ局長きょくちょうがNHKの単独たんどくインタビューに応おうじ、ロシア軍ぐんの激はげしい爆撃ばくげきなどによりウクライナ国内こくないで水質すいしつや土壌どじょうなど、深刻しんこくな環境かんきょう汚染おせんが広ひろがっているとし、重大じゅうだいな懸念けねんを示しめしました。

アンダーセン事務じむ局長きょくちょうは、ロシアの軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづくウクライナ国内こくないの環境かんきょう汚染おせんについて、「工場こうじょうや発電はつでん所しょなどへの激はげしい爆撃ばくげきにより有害ゆうがいな物質ぶっしつが流れ出ながれだして周辺しゅうへんの土壌どじょう、地下ちか水すい、大気たいきを汚染おせんしている」とし、「長期ちょうき間かんにわたり人ひとへの健康けんこうを含ふくめて深刻しんこくな影響えいきょうをもたらすだろう」と重大じゅうだいな懸念けねんを示しめしました。