米ニューヨーク市のシンボル、自由の女神像の冠部分が11日、2年半ぶりに一般に公開されました。
自由の女神とエリス島を管理する米国立公園局の広報によると、自由の女神は今月下旬、1886年の寄贈から136年目を迎えますが、同局は過度な宣伝を控えて静かな再開を目指したい意向でした。
以前から冠部分への立ち入り再開を求める声は強く、公園局も再開を望んでいましたが、採用できる人材の記録的な少なさといった要因が重なり、再開が遅れていたと広報は説明。「冠部分の効率的な運営のため、人材を採用して慣れてもらう必要があった」と話しています。
公園局が唯一公認する自由の女神観光のフェリーは、ネットか電話で事前に予約する必要があります。