109作目となる来年度後半の連続テレビ小説「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子さんをモデルに、ヒロインが大正から昭和にかけての激動の時代に、多くの困難を乗り越えながら歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語です。
ヒロイン役にはドラマや映画などで活躍する俳優の趣里さんが、2400人余りが応募したオーディションを経て選ばれました。
趣里さんは、「とと姉ちゃん」で出版社の社員役を演じたのに続き、連続テレビ小説への出演は2回目です。
17日、大阪放送局で開かれた記者会見で趣里さんは、「まさか自分に、こんな日が来ると思ってもいなかったので、驚きと喜びとともに身の引き締まる気持ちでいます。たくさんの方々を笑顔にして、前向きな気持ちにしてくれてる朝ドラにずっと憧れを持っていました。今、本当にとてもうれしい気持ちです」と喜びを語りました。
また、「歌、踊り、芝居と大変になると思いますが、しっかり皆様にお見せできるように稽古を重ねて、全力で向きあって、これまで支えてくれた方々に恩返しできるように、そして、見てくださる方々の心が『ブギウギ、ズキズキ、ワクワク』してもらえるような朝ドラを届けられるように全身全霊で頑張っていきたいと思います」と抱負を語りました。
連続テレビ小説「ブギウギ」は、来年の春ごろから撮影が始まり、来年秋から半年間、放送される予定です。